作業服大手のワークマンが、子ども服の販売に本格参入することを発表しました。
これまで培ってきた機能性や低価格を売りに、顧客層の拡大を目指しています。
まず、沖縄県にある店舗で取り扱いを始め、順次、全国の店舗に拡大する予定です。
新たに立ち上げるブランドは「ワークマン キッズ」で、約30品目を販売します。
Tシャツは580円から、ズボンは980円からで、小学生向けのサイズも用意されています。
ワークマンは、作業着の素材を転用し、防水性や耐久性、速乾性を持たせた子ども服を提供します。
スカートやレインジャケットもあり、女性向け衣料の経験を活かしてデザイン性を高めています。着用した子どもが激しいダンスを披露し、動きやすさをアピールしています。
ワークマンは、2023年度の子ども服の試験的な販売で約10億円の売上高を記録し、本格参入を機に将来的に200億円に増やす目標を掲げています。
初号店は沖縄県のイオンモール沖縄ライカム店で、ワークマン女子と同じ場所で展開されます。
この動きは、子ども服市場において注目されており、ワークマンの新たな挑戦に期待が寄せられています。